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神棚は何故設置するのか?その三

神棚のお話、第三弾です。さて、神棚ですが、自宅に設置する場合はどこに設置すればよろしいでしょうか?今回はそのお話をしたいと思います。

神棚を設置する適正な場所

まず、神棚の設置場所ですが、設置する際の適切な神棚の向きがあります。中には間違えた向きに設置しているところもあるようです。神棚は東向きか南向きにして設置します。また、注意したいのが神棚の下をくぐるような場所も良くありません。2階がある場合は神棚の上を歩くような場所も良くありません。階段下は、特に良くありません。

しかし、そんな理想の形にはいかない事があります。その為、神棚の天井に「空」または「雲」と書いた半紙を貼ります。このようにすることでこの上は何も無く、空ですよ。といった神様への心遣いとなります。何事もそうですが、気持ちが大切なわけです。いくらうちではちゃんとしているっていっても「心」が入っていない参拝は神様の心には響きません。

お奉り事に必要なものはやはり気持ちなのです。家族が健康で安心して過ごせるように「心」から願って毎日の参拝をすることです。すると不思議と自分が変わって周りも変わっていきます。相手を変えようと思っても中々難しいものです。しかし、自分が変われば相手も変わります。例えるなら鏡に映った自分の顔が汚れているとします。その汚れを拭き取ろうと鏡を磨いても汚れは落ちません。しかし、自分の顔を拭いてください。簡単に汚れは落ちますよね。

神棚への毎日の参拝は自分の「心」と向き合う大切な時間でもあると私は思っています。そして、和の心はここから備わっていくのではないのかと思っています。

これからも大事にしていきたいと思います。

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